日独対話展「陰影もよう」
磯益子の平面造形作品とヴォルフ・カーレンによるインスタレーション
磯益子とヴォルフ・カーレンによる対話展「陰影もよう」では、光と影がテーマとなっています。作品で扱われている対象は主に極めて小さな、儚い存在ばかりです。ですが、それが小さな虫(磯)であったり、塵埃(カーレン)であったり、なかなか肉眼では捉えにくいものでも、光が当たることによって影を落とし、様々な意味合いや表情をもつに至ります。磯はとりわけ有為無常を体現しているモノや有機体に、そしてカーレンは「火の影」として塵と化す、万物が投げかける影に視点を当てています。このような自然現象は、両アーティストにとって重要な創造源になっているといえるでしょう。
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会期
2020年09月25日
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2021年05月07日
会場
ベルリン日独センター
追加情報
展覧会は閉館!
情報
オープニング (ベルリン日独センター YouTube Channel)
写真:© Bernd Hiepe / © Wolf Kahlen, Timo Kahlen, VG Bild Kunst Bonn