日独フォーラム第32回全体会議
日独フォーラムは、政府とは一線を画し、日独の経済産業界・政界・学界・メディア界の要人が一堂に会し、集中的な意見交換を行う場です。両国における社会的・政治的・経済的発展および二国間問題に加え、新たな国際的課題もテーマとして取り上げられます。現代のグローバルな危機に鑑み、共通の価値を共有するパートナーである日独両国のさらなる緊密な協力に向けた取り組みです。合同会議終了後、共同提言が作成され、日独両首相に提出されます。
日独フォーラムの座長は日独から一人ずつ選出され、共同で座長職にあります。日本側座長は小林 栄三氏(伊藤忠商事株式会社特別理事)、ドイツ側座長はマティアス・ナス氏(Matthias NASS, DIE ZEIT紙外信局長)です。
オンライン/公開セッション
「生成AI~社会におよぼす変化、望ましい規制のあり方~」
「ChatGPT」をはじめとする生成AIが世界的に注目を集め、急速にその活用が進んでいます。業務における効率性やコミュニケーションの向上など、生成AIは多くの分野で革新をもたらしており、その利点はますます広がりを見せている一方で、倫理的な問題やリスクにも目を向けなければいけません。生成AIにおける国際的な基準の策定について、日本とドイツを含むEUでは、現状足並みが揃っている状況にはありませんが、共通の課題も見えてきており、今後の日独二国間の協力が期待されます。
今回の公開セッションでは、日独の専門家と共に、日本とドイツにおける生成AIの進展とその社会的影響について、両国の視点を共有し、今後の国際的な規制のあり方や日独協力の方向性などを議論したいと考えています。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
登壇者
特別モデレーター:村上敬亮(デジタル庁統括官 国民向けサービスグループ長)
日本側スピーカー:松尾豊(東京大学大学院工学系研究科教授)
ドイツ側スピーカー:パウル・ルコヴィッツ(ドイツ人工知能研究センター(DFKI)科学ディレクター)
日独共同座長
小林栄三(伊藤忠商事株式会社名誉理事)
マティアス・ナス(ディ・ツァイト紙外信局長)
日時:2024年10月30日(水)16時00分~17時30分(日本時間)/ 8時00分~9時30分(ドイツ時間)
参加方法:オンライン(Zoom)
言語:日本語、ドイツ語の同時通訳
申込:無料、事前登録制(申込締切:2024年10月28日(月)まで)
登録フォームへのリンク:https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_yhcOlKnMSMaU-advXlyiCQ#/registration
2024年10月30日
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2024年10月31日
Tokyo
情報
日独フォーラムは日独両政府(外務省)の委託を受け、日本国際交流センターおよびベルリン日独センターが日独各々の事務局を務め、企画実施しています。