レビュー:ベルリン日本語教育セミナー

2024年2月13日


2024年2月3日(土)、国際交流基金ケルン日本文化会館と共同で日本語教育セミナーが当センターにて開催され、「ChatGPTを日本語学習に使ってみよう!」というテーマのもと、ドイツ各地から経験豊富な日本語の先生方が参加しました。講師の東健太郎氏(ケルン日本文化会館日本語教育アドバイザー)は、ChatGPTをおっちょこちょいなドラえもんに喩え、実際のところどの程度賢いのか、その実用性について解説した後、参加者たちは実践編として、さっそく新しいツールを日本語教育との関連で様々に試してみました。あるときは会話の練習相手として、あるときは、授業のための練習問題を作成してくれる先生のアシスタントとして、など。実際に使ってみた感想を話し合い、他にどんな活用の道があるかについても、様々なアイデアを出し合いました。ChatGPTの日本語レベルは発展途上にあるとはいえ、多くの可能性を秘めているのは確かで、参加者たちも多くの知見や気づきを得られたようです。

セミナーは始終和やかな雰囲気の中で行われ、特にChatGPTが奇妙な返事をするたびに笑いが起こっていました。また、この機会に参加者同士の交流も広まったようです。

 このようなインスピレーションに満ちた研修会を開催してくださった東先生に心から感謝申し上げます!



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