ベルリン日独センターにも小さな春が訪れています

ベルリン日独センターでは働きながら四季を楽しむことができます。一体なぜなのでしょうか。

日本では桜の開花が例年よりも早かったようですね。ここベルリンでは、まだ肌寒い日が続いています。それでも、確実に春はそこまで来ているようです。桜の花のつぼみも少しずつですが大きくなってきました。

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、ベルリン日独センターの敷地には和風の小さな「庭園」があります。この桜の花のつぼみの写真は同僚のヤーガ(Dirk JAGER)がその「庭園」で撮ったものです。現在、コロナ禍で訪問者数が少ない状況が続いていますが、同僚のロードリアン(Andre RODRIAN)とヤーガはたくさんの方が再び訪れるその日のために庭の手入れをしています。他の同僚たちもときには気分転換に「庭園」を散策します。桜の木以外にも松の木も植わっており、秋になれば庭は松ぼっくりであふれ、季節の変化を感じることができます。

このようにベルリン日独センターでは働きながら四季を楽しむことができますが、私は残念ながら庭に面したオフィスでは働いたことがありません。庭に面したオフィスで働く同僚は大きな窓から庭を一望することができます。うらやましい限りですが、庭に面したオフィスはクーラーがないため夏にはとても暑くなるという難点があります。最終的には、どちらの面も一長一短ということでしょうか。

今後も時折、ヤーガの写真と共にベルリン日独センターの「庭園」から季節の便りをお届けします。

写真・ディルク・ヤーガ(総務部)
文・矢島佳子(広報部つき嘱託)