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建築家石上純也との対話

RADIKAL MODERN_01: JAPAN――ベルリンのアバンギャルドとその国際的な相互作用

開催日

2018年05月31日 - 19:00

会場

JDZB

第12回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で金獅子賞を受賞した石上純也(石上純也建築設計事務所)の講演とハイケ・ハナダ(Heike HANADA、ドイツ建築家連盟ベルリン)との対話。講演と対話は英語で行われます。

 ドイツ建築家連盟(BDA)ベルリンは「ベルリンのアバンギャルドとその国際的な相互作用」と題する講演会と座談会のシリーズで、古典的モデルネのアクチュアリティー(今日的意義)を探っています。19世紀終盤に始まった古典的モデルネはベルリンを中心に展開された議論や、モダニズム建築を通じて発展したものです。その後、ナチス時代から第二次世界大戦が終わるまで古典的モデルネの担い手は国外に亡命したり、国内に留まっていても反体制的立ち位置から内的亡命(いわゆる「国内亡命」)を余儀なくされましたが、1945年以降に形を変え、新しい指針の下に古典的モデルネのアイデアが戻ってきて、今日(こんにち)にいたるまでベルリンの現代建築に関する議論に影響を及ぼしつづけています。

 ドイツ建築家連盟ベルリン、ベルリン日独センター、ベルリン工科大学の三者共同で実施される講演会・座談会シリーズのキックオフではベルリンと日本の関係に焦点を合わせ、以下のテーマを取り上げます。「現在の日本建築は古典的モデルネとどのような関係にあるか。」「現代日本建築はベルリンの新しい建築シーンにどのような影響を及ぼしているか。」また、日本近代建築の発展における古典的モデルネの重要性を考慮し、同時にベルリンのモデルネに対する日本建築の影響を考慮すると、「今日(こんにち)において古典的モデルネが日本とベルリンにとってどのような意義をもつのか」という疑問も呈されます。

会期

2018年05月31日 19:00

会場

JDZB

情報

Foto © ISHIGAMI Junya