日独通訳研修会
日本語講座
目的
日独通訳研修会の目的は参加者同士が教え合い、学び合うことを通じ、それぞれが「なにかを得ること」にあります。そして、なにを得るかは参加者しだいです。「新しい単語をひとつ覚えた」「知らなかった言い回しを教わった」「年金制度が理解できた」「同時通訳のシミレーションをしたら面白かった」などなにを得るか、得られるかは一人ひとり異なるでしょう。母国語が日本語であるかドイツ語であるかにかかわらず「ドイツ語のブラッシュアップにつながった」と思う方もいれば、「日本語のブラッシュアップに役立った」と感じる方もいるでしょう。また、外部からお招きする講演者のレクチャーが参考になると感じる人も多いでしょう。いずれにせよ、通訳研修会に出席しただけで一気に会議通訳者になれるわけではありません。会議通訳者になるには長い目でみた個人の地道な努力が必要です。日独通訳研修会は、それをサポートする場です。
参加者
日独通訳勉強会の参加者は千差万別で、会議通訳者、通訳者、翻訳者、ガイド、アテンド業の方、コーディネータ、学生、通訳翻訳業に進むことを希望している方、たんに語学に関心のある方などさまざまです。そういう意味では情報交換、ネットワーキングの場でもあります。
「研修会」という性格上、参加費等は不要ですが、日本語とドイツ語に堪能であることが前提となります。
内容およびテーマ
それぞれの通訳技術の向上を目指し、逐次通訳または同時通訳の練習をします。また、状況に応じてノートテ-キングを復習したり、発音練習をしたりもします。
ひとつのテーマを継続して取り上げることもあります。たとえば日本とドイツで同時に介護保険制度が話題になったとき、あるいは高等教育改革が懸案事項になったときに、これらテーマを数回つづけて学びました。
特別な分野の勉強のために外部の専門家お招きして講演していただくこともあります。過去には法律、金融、日本外交史、ベルリン行政、建築、安全保障などの分野の方にレクチャーを依頼いたしました。
今後の日程
水曜日の18時30分から21時にオンライン(ZOOM)で開催(2022年8月現在)。
ご興味のある方はメールでお問い合わせください:kurse@jdzb.de