藤塚光政写真展「日本木造遺産――千年の建築を旅する」
建築史家の藤森照信と写真家の藤塚光政が日本の選りすぐりの木造建築をとりあげて2014年に刊行した、解説・エッセイ入り写真集「日本木造遺産 ―― 千年の建築を旅する」(著:藤森照信、写真:藤塚光政、解説:腰原幹雄、出版:世界文化社)は大きな話題を集め、2017年には英語版も刊行されました。
この本をもとに企画された「日本木造遺産」の写真展が、このたび日独友好160周年記念の締めくくりを飾る事業として、ベルリン市庁舎(Rotes Rathaus)にて開催されます。安藤忠雄や隈研吾といった多くの著名な建築家が建築物の撮影を氏に指名することでも知られ、長年の功績を評価された藤塚光政は「2017 毎日デザイン賞・特別賞」を受賞。本展覧会では、日本木造建築の傑作を氏の撮影による合計約40点の写真でご堪能いただけます。
本写真展は2018/2019年にケルン日本文化会館(国際交流基金)との協力のもとにベルリン日独センターでドイツで初めて公開されました。大好評を博したことにより、ケルン日本文化会館(国際交流基金)が作品や印刷方法を見直して2020年に改めて制作・所蔵する写真パネルを、今回を初めて披露いたします。
会期:2022年3月21日(月)~ 2022年4月29日(金)
会場:赤の市庁舎、Rotes Rathaus、Rathausstraße 15, 10178 Berlin
観覧時間:月曜日~金曜日9時~18時、入場無料
本展覧会のご入場には、ベルリン州政府の最新の発表による、展覧会訪問者向けコロナ感染対策ルールが適用されますのでご注意下さい。
左:瑠璃光寺 五重塔© 藤塚光政
中央:厳島神社―大鳥居の柱© 藤塚光政
右:松本城© 藤塚光政
「日本木造遺産――千年の建築を旅する」
著:藤森照信、写真:藤塚光政、解説:腰原幹雄
出版:世界文化社
2022年03月21日
-
2022年04月29日
赤の市庁舎、Rotes Rathaus、Rathausstraße 15, 10178 Berlin (U Rotes Rathaus, U Klosterstr, S+U Alexanderplatz Bhf.)
協力機関:ケルン日本文化会館(国際交流基金)、ベルリン州首相府、在独日本国大使館 開館時間:月~金 9時~18時、入場無料
情報
本展覧会は、ケルン日本文化会館(国際交流基金)との共催事業で、ベルリン州首相府と在独日本国大使館の協力を得て、日独友好160周年記念及び東京・ベルリン友好都市提携事業として開催されます。