会議系事業
ベルリン日独センターが開催する日独二国間や多国間の学術系事業では学者、研究者をはじめとする様々な専門家の活発な交流がみられます。毎年約20件の会議系事業を企画実施しておりますが、大半は外部の協力機関との共催事業として実施しています。事業はベルリン日独センター館内で実施するものと、ドイツ国内の他の場所、ヨーロッパ、日本で開催する事業も数件あります。会議系事業では、たとえば政治的、経済的、社会的発展を長期的な視点から取り上げる場合もあれば、日本およびドイツが直面する喫緊の課題を取り上げる場合もあります。ベルリン日独センターの事業の多くは一般公開の形をとっており、ベルリンまたは日本で開催されるシンポジウム、ワークショップ、講演会、討論会などに関心のある方は基本的にどなたでも参加可能です。ウェブ会議の開催も増えています。
学術系会議事業では2021年は以下の六つの分野を重点領域といたします。
- 国際社会における日独の共同責任
- 持続可能性および環境
- 少子高齢化社会
- デジタル化の進む社会
- 国家、経済、ガバナンス
- 文化と変遷
文化事業
ベルリン日独センターの文化事業は多岐にわたり、日独対話展、音楽会、対談会やトーク会、著者自身による朗読会、映画上映のほかにも様々なテーマを扱った多様なイベントを催し、皆さまとアーティストおよびその作品との出会いの場を提供しています。また、今後は文化事業のオンライン化を進めることで、ご関心をお寄せくださる皆さまに場所を問わず、アーティストとの活気のある交流の機会をより多く提供してまいります。
日独人的交流プログラム
ベルリン日独センターは、次世代を担う日独の若者を対象とした交流事業を実施しています。若手の社会人および職業訓練生、幹部候補者、若手研究者、あるいはボランティア活動をしている若者を対象とするプログラム以外にも、青少年の育成・支援の専門家を対象とするプログラムもあります。さらに、日独の高校生交流の立ち上げや促進も支援しています。
日本語講座
日本語講座ベルリン日独センター独自の統合的アプローチによる日本語教授法(JaFIX)で、楽しみながら日本語を学び、短期間のうちに成果をあげることができます。
図書館
日本や日独関係についての情報、研究のための資料をお探しの方、現在起きている社会問題に関心のある方、日本語学習の教材を探している方はベルリン日独センターの図書館にお越しください!1万3000タイトル以上の日独関係や日本研究等に関する日本語、ドイツ語、英語の書籍があります。また、日本関連の雑誌や定期刊行物、小説、児童書、DVDなども豊富に取り揃えています。
出版広報事業
ベルリン日独センター機関紙「jdzb echo」は四半期毎の発行です。また、その間を縫うタイミングの「メールマガジン」で最新ニュースを配信しています。その他にも、ベルリン日独センター事業の記録を様々な出版物にまとめて刊行していますが、ベルリン日独センターにご注文いただけるものと、店頭販売に限定されるものがあります。