能狂言公演
能狂言公演
開催日:2019年9月3日、19時開演
会場:ベルリンフィルハーモニー、大ホール
17:30時:能の入門解説(ドイツ語)、ベルリンフィルハーモニーの南フォワイエ
六百年以上の歴史があり、日本の古典芸能として親しまれている能。世阿弥元清(1363-1443)によって大きな発展を遂げ、十五世紀に劇形式が完成されたといわれるこの伝統芸能は、演技と舞い、物語と詩、謡と囃子が融合する、極めて洗練された舞台芸術です。能はまた、欧州をはじめとする世界中の現代音楽家や演劇作家にも大きな影響を与えてきたことでも知られています。
このたび、観世流の伝統を汲む一派として名高い、三世梅若万三郎の率いる梅若研能会(東京)が20年ぶりにベルリンの舞台を踏みます。演目は、祝賀的に酒の舞を演じる「猩猩」(しょうじょう)、老人の切ない恋の行方を描く「恋重荷」(こいのおもに)、そして雷と藪医者が登場する和泉流の狂言「雷」。これまで数多くの欧州公演を行ってきた一流の能楽師が、ベルリン音楽祭の一環としてベルリンフィルハーモニーの大ホールを舞台に、優れた日本の伝統文化である能楽の魅力を伝えます。
また、ベルリンにおける能公演は前回の世界文化会館での公演以来、八年ぶりとなります。
出演
梅若研能会(三世梅若万三郎代表)
演目
能「猩猩(しょうじょう)」
狂言 「雷」
能「恋重荷(こいのおもに)」
会場
ベルリンフィルハーモニー大ホール
Herbert-von-Karajan-Straße 1
10785 Berlin
チケット
10~40 ユーロ(税込み)、購入窓口:Musikfest Berlin
チケットに関する詳細: Musikfest Berlin
・ 国際交流基金ケルン日本文化会館設立50周年記念能公演欧州ツアー
(その他の開催地:チューリヒ、バーゼル、ケルン) (チューリヒ – バーゼル – ケルン – Berlin)
・ ベルリン東京友好都市提携25周年
本事業はベルリンフェスティバル公社・ベルリン音楽祭と国際交流基金・ケルン日本文化会館が主催し、ベルリン日独センターの協力によって開催されます。
2019年09月03日 19:00
ベルリンフィルハーモニー
情報
Photos from above
Nō Play Shōjō with UMEWAKA Hisaki and UMEWAKA Norinaga 1994, 2002 © Maejima Photo Studio (Tōkyō)
Kyōgen Play Kaminari with OKUTSU Kentarō 2019 © OKUTSU Kentarō
Nō Play Koi-no-Omoni with UMEWAKA Manzaburō III 1979, 2019 © Maejima Photo Studio (Tōkyō)