日独対話から考える食の未来2
食育とコミュニケーション
大量の、そしてしばしば不健康ともいえる食品が身の回りにあふれる一方、食品価格が高騰する現在の食料システムの中で、私たちはいかにして「良い食事」を取ることができるのでしょうか。
そこで大切なのが「食育」と「コミュニケーション」です。様々な年齢層や社会的背景を持つ人々を対象とする食に関する教育プログラムや、わかりやすく信頼できる食情報をいつでも受け取れるようにすることが重要です。保育所や学校、社員食堂や学食、フードバンクなど、家庭以外のコミュニティにおいて食を提供する仕組みも大切な役割を担っています。
「食育」は、健康な体づくりに役立つだけでなく、食料の生産地や生産者に思いをめぐらせたり、共に食事をすることを通じてコミュニティの維持や活性化にもつながります。
今回のシンポジウムでは、日独両国の第一線で活躍する研究者や実務家をお招きし、健康でバランスの取れた「食」を実現するため、日本とドイツで考えられている食育の知見や実践を共有することで、「食」に関する活発な対話と交流を促すことを目指します。
本シンポジウムはベルリン日独センターにて対面で開催されるほか、ライブ配信をオンラインで視聴することも可能です(日独同時通訳付き)。
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本シンポジウム「日独対話から考える食の未来2」の録画(字幕付き)をこちらのリンクからご視聴いただけます。
前年に開催された第1回目のシンポジウム「日独対話から考える食の未来」の録画はこちらのリンクでご視聴いただけます。
2024年01月25日 10:00 - 12:30
ベルリン日独センター & オンライン
18:00-20:30h (JST) / 10:00-12:30h (CET)
ファイル
情報
共催:国際交流基金
カバー写真:Spencer Davies/ Unsplash