「日独対話から考える食の未来」
人類の食糧システムは危機に瀕している。地球温暖化に伴う自然災害の拡大、生物多様性の危機、食のグローバル化の進展、そして今では80億人を超える世界人口。環境がさらに危険にさらされる一方で、グローバルな食料供給の脆弱化は進む一方である。環境保全の観点から持続可能な食料システムを、食料生産と栄養の観点からレジリエントな食料システムとして構築するにあたり社会および地域の食文化はどのように貢献することが可能か。
本日独シンポジウムは学界および実務界の両方から専門家を迎え、各々の知見をオーディエンスと共有し、グローバルな食糧問題に対してローカルな視点から日独間で活発に交流していただく場を提供するものである。
会議言語: 日本語およびドイツ語
通訳言語: 日独語
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当センターのYouTubeチャンネルにて、本シンポジウムの録画(編集済み)をこちらのリンクよりご視聴いただけます。
これの続編となる「日独対話から考える食の未来2」の録画もこちらのリンクよりご視聴いただけます。
2023年01月25日 10:00 - 12:00
ベルリン日独センター、ウェブ会場
18:00-20:00 h(JST)/ 10:00-12:00 h(CET)
Programm / プログラム / Program
JST/CET
会議言語:日本語およびドイツ語(同時通訳つき)
17:30/9:30 Zoom 待機室からウェブ会場へのご案内開始
18:00~18:10 10:00~10:10 |
開会の挨拶 |
18:00/10:00 ユリア・ミュンヒ(Dr. Julia Münch、ベルリン日独センター事務総長)ベルリン都市州
18:05/10:05 小島寛之(独立行政法人国際交流基金国際対話部部長)東京都
18:10~18:40基調講演
10:10~10:40司会:フェーベ・ステラー=ホルドグリューン(Dr. Phoebe Stella Holdgrün、ベルリン日独センタープロジェクトマネージメント部長)
香坂玲(Prof. Dr.、東京大学大学院農学生命科学研究科教授)東京都
ヤーナ・リュッカート=ヨーン(Prof. Dr. Jana Rückert-John、フルダ応用科学大学、栄養学部、「食の社会学」担当教授)フルダ市
18:40~20:00 パネルディスカッション
10:40~12:00司会:コネーリア・ライヤー(Prof. Dr. Cornelia Reiher、ベルリン自由大学日本学科教授/ベルリン自由大学大学院東アジア研究部副部長)ベルリン
パネリスト(アルファベット順)
ベネディクト・ヘーリン(Benedikt Härlin、未来財団「農業」ベルリン支部長、「Project 2000 m2」発案者)ベルリン都市州
林浩昭(国東半島宇佐地域世界農業遺産推進協議会会長)大分県
松山麻理(ブランドエディター/オイシックス・ラ・大地株式会社、食品宅配サービス「らでぃっしゅぼーや」通販事業本部販売企画室)東京都
マティーナ・チィルナ(Martina Tschirner、フード・メディア・サービス/エディツィオン・スローハンド/料理・美食関連執筆業/登記社団スローフード・ドイツ会員/登記社団フード・エディ
ターズ・クラブ理事)、ミュンヘン市
質疑応答
20:00/12:00 閉会
情報
協力機関: 国際交流基金
写真:Chantal Garnier on Unsplash