2024年9月10日（火）、日本美術協会より第35回「高松宮殿下記念世界文化賞」の受賞者が発表されました。本賞は「芸術のノーベル賞」とも称され、世界的に権威のある賞として知られています（詳細はこちら）。

東京、ニューヨーク、ロンドン、パリ、ローマ、ベルリンの6都市で同時に行われた受賞者の発表。ドイツ語圏ではベルリン日独センターがこの華やかな式典の会場となり、多くの著名な文化人も出席し、素晴らしいイベントとなったことを嬉しく思います。

式典にふさわしい特別な催しとして、当センターでは同日、ドナータとヴィム・ヴェンダースによる写真展がオープンし、会場を一層華やかに彩りました。本展では、ヴェンダース夫妻が日本を訪れた際に撮影した写真・映像作品をご覧いただけます。ヴィム・ヴェンダース自身も、映画や写真作品、そしてヴィム・ヴェンダース財団の活動が高く評価され、高松宮殿下記念世界文化賞を2022年に受賞しています。