10月14日の#オープンマンデーにて開催された、木工芸を中心とした多彩なプログラム 「JDZB x UTSUWA」には、大勢のお客様（約120～150名） にご来場いただきました。

本イベントの幕開けとなったハイブリッド・パネルディスカッション「UTSUWA DANGI-II」では、日本とドイツの専門家が木工芸の現在と未来について意見を交わしました。この理論編に続いて実践編が始まると、会場はたちまち巨大な工房へと様変わり。木組みの和室プロトタイプ「UTSUWA 3.1」を、器プロジェクト・チーム（ベルリン支部）がスピーディーに組み立てていく様子に多くの来場者が目を見張りました。上級者向けのワークショップでは鉋の研ぎ方に関する専門知識が伝授され、お箸や組子を自作する初心者向けの工作ワークショップも人気を集めました。鉋削り大会では参加者が腕前を競い合い、優勝者には2025年大阪万博への招待券が贈られました。

このほか、木工芸に関するNHK ワールド・ドキュメンタリー映画の上映、いけばなインターナショナル・ベルリン による生け花ワークショップ 、ベルリン独日協会による囲碁教室や、和食のフードコートも賑わいを見せていました。

本イベントの開催にあたり、器プロジェクトの内田利惠子様、一般財団法人大阪地域振興調査会の吉野国夫様の多大なるご協力に、心より感謝申し上げます。