新型コロナウイルス感染症が未だに世界的に流行している現状を背景に、会合での議論の焦点は気候変動が世界的に加速することにより生じる課題（国連気候変動に関する政府間パネル（ＩＰＣＣ）の最新評価報告書参照）およびグラスゴーで開催される第26回国連気候変動枠組み条約締結国会議（COP26）交渉への影響にあります。また、エネルギー政策・システムの転換を加速させ、カーボンニュートラルに向けた社会生態学的転換をデザインするための新しい研究課題がそこから提起されます。2016年春に設立され、現在日本の経済省と独連邦環境自然保護核安全省の支援を受けている日独エネルギー変革評議会は、エネルギー政策や気候政策に関する日独二国間の知見交流、共同研究、日独両政府への提言作成などの事業を通じて重要な貢献をしています。
    

なお、委員会合は非公開で実施いたします。