「万博対話:⽇本とドイツ―過去・現在・未来」
トーマス・シュリーファース作品展
1851年の初開催以来、万国博覧会は文化交流と学びの場として、多くの人々を魅了してきました。生活、研究、政治、文化など、あらゆる分野をカバーする万博は、対話を通じて人々の視野を広げる平和な出会いの場でもあります。いよいよ「大阪・関西万博」が本年4月13日から10月13日まで、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開催されます。
これに先立ち、当センターでは、長年にわたり万博をアートで表現してきたトーマス・シュリーファースの作品展を開催します。斬新な建築のドローイングやコラージュは万博の歴史を映し出し、歴代の日本館とドイツ館を中心とする展示からは日独両国の万博参加の歴史の変遷を見て取れることでしょう。
いくつかの作品は、在日ドイツ大使館の外壁に、ドイツから日本への「架け橋」の象徴として展示される予定です。
オープニング
2025年1月24日(金)17時~
ご挨拶:ユリア・ミュンヒ(Dr.) ベルリン日独センター事務総長
ゲストスピーカー:コードゥラ・フィンク(Dr.)、ドラマトゥルグ、演劇・映画・テレビ研究者
オープニングにはシュリーファース氏も出席します。
トーマス・シュリーファース
1964年、ヴッパタール生まれ。アーヘン工科大学で建築を学び、シンケル賞(アートと建築)受賞後、博士号を取得。建築家、作家、大学講師、展覧会キュレーター、デザイナーとして多彩な活動を展開し、フリーランスのアーティストとして主にドローイングとコラージュによる作品を手がける。彼の活動は相互作用や分野横断的な取り組みへの関心に裏打ちされている。
過去30年にわたり万博に携わり、博覧会国際事務局(BIE、パリ)、ドイツ産業見本市協会(AUMA)、NRW州建築家会議所アカデミー等との関わりも深い。万博建築に関する映像作品(ARTE、NDR等)や著作多数。
2025年1月24日(金)17時~
2025年01月27日
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2025年05月30日
ベルリン日独センター
情報
写真: (c) トーマス・シュリーファース
ヘッダー:ドイツ館 1851-2020年
写真ギャラリー: Osaka 1970-1 / Osaka 1970-2 / Expo 1900 / 1967-1970 / n.a.